MotoGP第8戦ドイツGPザクセンリンク

転倒者続出の中、マックス・ビアッジが踏ん張りました。
ビアッジは、序盤、ポールポジションからトップに立って、後続を離せないという、いつもの展開で、ヴァレンティーノ・ロッシとともに追いかけるセテ・ジベルナウカルロス・チェカが転倒し、ロッシとマッチレースになるかに思えたのですが、後続のホンダワークスのアレックス・バロスニッキー・ヘイデンが好タイムで追い上げ、4台でトップ争いをする展開に。
レース中盤、後続が迫ってきて我慢しきれなくなったロッシがビアッジをパスし、逃げようとするが、タイムが上がらず、再びビアッジに抜かれる展開に。ロッシはタイヤの限界だったのか、ジリジリと順位をさげてしまいました。
結局、ビアッジは、バロスの追走を振り切り、今シーズン初優勝!!。ポイントリーダーのロッシは4位で、シリーズポイントでも、ロッシとビアッジが1ポイント差となりました。
レース序盤でロッシがビアッジの尻をつつくのが、尋常じゃなかった。ロッシは、バロスが追いついてこなければ、もう少し我慢してビアッジの後ろについて行ったんじゃないかな。
日本勢は、玉田誠中野真矢が見事6位、7位でフィニッシュ。中野は予選5位だったし、中位だけど、だいぶ安定して速くなって来ました。阿部典史マルコ・メランドリハイサイドに巻き込まれて転倒。ノリックの体が空を飛ぶ映像が写されて心配しましたが、レース後、医務室(?)でインタビューを受けるという、珍しいシーンが見られました。体にダメージはあるものの、大事には至っていないようです。
250ccクラスで青山博一が見事4位完走。松戸直樹は2戦連続でスタートミス。
125ccでは、宇井陽一が序盤、久々にトップに立つものの、転倒リタイアでした。