1973-01-01から1年間の記事一覧

諸注意

う〜ん。個人的にどうしても書いてみたくなりました。 ネタバレになっちゃうかも。まだ、読破してない人は読まないようにして欲しいのと、とある意味を持たせたいという2つの理由で、過去の日付に遡って書くことにしました。 というわけで、 指輪物語に一通…

トム・ボンバディル

「トムと、トムの愛するひとのためのきれいなおもちゃだ! ずっと昔、これを肩にとめていたあの人は美しかった。今度はゴールドベリにこれをつけさせよう。わたしたちはあのひとのことを忘れやしないぞ!」 トム・ボンバディルが、塚山で塚人に捕らわれたホ…

ボロミア

アラゴルンはかれのかたわらに跪きました。ボロミアは目を開き、懸命に口を利こうとしました。ようやくゆっくりと言葉が出てきました。「わたしはフロドから指輪を取ろうとした。」と、かれはいいました。「悪かった。償いはした。」かれの視線は切り倒され…

ビルボ

「日記はつけられないと思うね、フロドや。だけど帰ってきたらすっかり話しを聞かせてもらうよ。あんまり長くならないように帰っておいで! ご機嫌よう!」 「旅の仲間」で指輪の一行がイムラドリスを出発する時に、ビルボがフロドに言った別れの挨拶です。 …

王の手は癒しの手

アラゴルンがアセラスの葉を使って、傷ついて死地をさ迷うゴンドールの大将ファラミアを救うシーンはなかなかの名場面です。 目を覚ましたファラミアのセリフ……王は何をご下命でしょう?は、北方王家とゴンドールの執政*1との間の長期に渡る目には見えない確…