1973-08-30 ビルボ Palantiri 「日記はつけられないと思うね、フロドや。だけど帰ってきたらすっかり話しを聞かせてもらうよ。あんまり長くならないように帰っておいで! ご機嫌よう!」 「旅の仲間」で指輪の一行がイムラドリスを出発する時に、ビルボがフロドに言った別れの挨拶です。 あんまり長くならないように帰っておいで! なんて愛情のこもった素敵な言葉なのでしょう。 行先には死が待っているかもしれない旅に出る者に、私は、どんな言葉がかけられるのでしょう。そんなことを思いました。