1973-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ボロミア

アラゴルンはかれのかたわらに跪きました。ボロミアは目を開き、懸命に口を利こうとしました。ようやくゆっくりと言葉が出てきました。「わたしはフロドから指輪を取ろうとした。」と、かれはいいました。「悪かった。償いはした。」かれの視線は切り倒され…

ビルボ

「日記はつけられないと思うね、フロドや。だけど帰ってきたらすっかり話しを聞かせてもらうよ。あんまり長くならないように帰っておいで! ご機嫌よう!」 「旅の仲間」で指輪の一行がイムラドリスを出発する時に、ビルボがフロドに言った別れの挨拶です。 …

王の手は癒しの手

アラゴルンがアセラスの葉を使って、傷ついて死地をさ迷うゴンドールの大将ファラミアを救うシーンはなかなかの名場面です。 目を覚ましたファラミアのセリフ……王は何をご下命でしょう?は、北方王家とゴンドールの執政*1との間の長期に渡る目には見えない確…