(番外編)ミシェル・ペトルチアーニの音楽の変遷

いつもとちょっと趣向を変えて、ミシェル・ペトルチアーニの音楽の変遷を自分なりにまとめてみました。
代表作には、アマゾンで購入できるものの中から、これはと思うものを、全部で10枚ピックアップしてみました。

初期

ジャズを演奏することで、自らが生きた証を残そうとした時代。
独特のアクの強い演奏から、少しづつ、ビル・エバンスの影響を率直に表現するように、変化してゆく。

中期

フュージョンのスタイルを取り入れながら、ジャズの本質に迫る時代。
また、彼の代表作と呼べる「Looking Up」、「Home」、「Rachid」といった美しい曲を書いていったのも、この時代。

後期

生きる喜びを詠唱した時代。
ジャズというスタイルに拘ることなく、かつ、ジャズという音楽の本質を見極めた上で、自身の音楽を完成させた。